23.愛され暴走を止めるために

前回、女性原理の暴走に対応するため、

 

 

 

「私には危険なほどの女性としての欲求がある」という自覚と、
「ツインレイ以外の他者に求めても苦しくなるだけ」という諦めと、
「出会うまでは、自分で他者とのそこそこの関係を作るしかない」という対策と、
「そこそこの関係が作れない間も、自分だけは自分の味方でいる」というセルフケア
といった内容の日々の実践習得が必要になってくる。

 

 

 

と記した。

 

 

 

この、自覚、諦め、対策、セルフケアについて、
もう少し詳細にそれぞれ記していく。

 

 

 

 

「私には危険なほどの女性としての欲求がある」という自覚

 

この自覚については、前回の22番目の記事が対応している。
だが少し付け加えておく。

 

 

 

以前、Xがまだ長距離出かけられた頃に、
とある方に前世を見てもらったことがある。
大抵のスピリチュアルな詐欺師は、
Xのタフな強さを見抜けない。
それは、一見すると、可愛らしいだけの、
苦労知らずの女性に見えるからだ。

 

 

 

ところが、その方だけは、
Xの怒ると怖い性質も見事に見抜いた。

 

 

 

しかもほぼ完璧な男性性を身ににつけている、とも言われた。
(私は、それは自らの男性的な荒々しさを、
自らコントロールできるという意味だと捉えている)

 

 

 

そして、人間は、習得していない方の性エネルギーを学習するため、
その性別に生まれてくる、というのである。

 

 

 

つまり、Xは、
習得していない方のエネルギーである女性性のエネルギーを習得するため、
女性で生まれているというわけだ。

 

 

 

しかも、この世は陰陽である。
それまでに習得したほぼ完璧な男性性に匹敵する、
ほぼ完璧な女性性の習得を目指して生まれてきたのである。

 

 

 

そのため、大きすぎる女性原理エネルギーの課題に挑んでいるというわけである。
愛されたいという気持ちが過剰に働くのも無理からぬ話というわけだ。

 

 

 

ちなみに、その方から、
「男性性と女性性のバランスが取れたらすごいことができるよ」
と、言われていた。

 

 

 

近々、すごいことができるのではなかろうか。
そう思わせるだけの何かが、Xにはある。
他のツインレイ女性も、自分に自信が持てずにいると思うが、
実は周囲の人から期待されている可能性が高いと、私は考えている。

 

 

 

 

 

「ツインレイ以外の他者に求めても苦しくなるだけ」という諦め

 

はっきり言って、ツインレイ女性の愛されたいエネルギーは、
桁違いなんだと思う。

 

 

 

 

X本人も、寂しさが募ると、
「いてもたってもいられなくなって、発狂しそうになる」という。
そして、他の人はそこまで寂しくならない、と
伝えると、たいへん驚き、
「みんなもこのぐらい寂しいのかと思ってきた!」と、言っていた。

 

 

 

 

その桁違いの愛され欲求に対応できるのは、
桁違いに相手を愛したい、男性原理エネルギーの持ち主ということになる。

 

 

 

私も、「体験版」として、
かなりの男性原理エネルギーを見せたが、
きっとYならば、もっと桁違いの、
愛情表現をXに見せてくれるのではないかと思っている。

 

 

 

一般女性からすれば、
重すぎて遠慮したいほどの愛情表現を、
Xは求めているし、Yも表現したがっているだろうという事になる。

 

 

 

そのため、体験版の私にすら、Xは満たされることはないのだ。
あくまで、この世でたった一人の相手に出会うまで、
ツインレイ女性の最大の願望は叶わない。

 

 

 

だから、代わりの人間を求めてしまうのは、
かえって空虚な思いを抱えるだけである。
恋愛依存を経験したツインレイ女性なら、
私の伝えたいことが理解できるのではないだろうか。

 

 

 

欲しても欲しても、望む形では得られない。
たったひとりの相手からの愛情を除いては。

 

 

 

「出会うまでは、自分で他者とのそこそこの関係を作るしかない」という対策

 

 

そこそこの関係というのは、
一般的感覚で言えば、普通の関係である。

 

 

 

おそらく、ツインレイ女性は、
Xと同じように、
普通の関係を、とても希薄でつまらないものと感じるだろう。

 

 

 

生きていくためだけの関係の希薄さに、
徒労や虚無感を覚え、人を遠ざけたくなるだろう。

 

 

 

それでも、やがて訪れる最高の相手のために、
いまは生活を続けなければならない。

 

 

 

そして、生活の継続には、
希薄でも他者との関係が必要になる。

 

 

 

ほとんどの他者は、
薄い関係性の中で生きている。
むこうがそうなのだから、
ツインレイ女性だけが一方的に、
濃密さ(ツインレイ女性から言わせれば普通)を、
求めたところで、かえって報われなくて、
女性原理の暴走を引き起こすことになる。

 

 

 

出会う前のこの時期だけは、という限定付きで、
希薄な関係すらも少しづつ学習していかなければならない。

 

 

 

求めすぎないという暴走対策であり、
「求めても仕方ない一般的相手」と、
「いずれ求められる最高の相手の区別」を作る、
境界線問題でもある。

 

 

 

これはたいへん難しい課題であり、
日頃から意識し続けて、
徐々に特別ではない他人との希薄な関係性に慣れていく、
実践しかない。

 

 

 

 

 

 

「そこそこの関係が作れない間も、自分だけは自分の味方でいる」というセルフケア

 

 

 

Xは、2019年以降、健康上の理由で、
私の両親とともに暮らす、
望まぬ同居を続けている。

 

 

 

引っ越してきた当初は、
呼吸の苦しさで本当に何もできなかったが、
少し落ち着いてきた頃、
女性性の課題に気がついた。

 

 

 

その一環として、
何種類かの編み物を始めた。

 

 

 

最初の頃は、
呼吸の苦しさを忘れるためか、
過集中していたように思う。

 

 

 

それが月日が経ってくると、
自分と一緒にいる、という感覚が戻ってきたようだった。
過剰にやり続けることもなく、
リラックスできる時間として、楽しんですらいたようだった。

 

 

 

そんな変化に、X自身も驚いていたようだった。

 

 

 

女性らしさを見出す練習は、
その後も続き、
フラワーエッセンス、ヒーリング音楽などを楽しみ始めた。
一方、それまでの激しいラップ音楽を好むようなスタイルは、
徐々に縮小していき、ファッションまで、
女性らしさがあふれるようになってきていた。

 

 

 

そうした日々の中で、
今まで、自分自身にムチを打ちすぎてきたことに気がついた。
成長するために自己に厳しくする男性性が悪いわけではない。
ただ、厳しくした分に匹敵するいたわりが不足していたのだ。

 

 

 

こうして、自らをいたわる習慣を持てば、
女性原理の暴走をある程度予防できる。
それでも、一人では、暴走は止まらない。

 

 

 

ときには、誰かに相談できるよう、
そこそこ以上、究極未満の話し相手、
たとえばカウンセラー役をしてくれるツインフレームなどがいれば、
本当に助かるとは思うのだが。

 

 

 


そうした相手を引き寄せられるかも、
自らが欲しいと念じられるかどうかにかかっている。

 

 

 

ツインレイ女性は、本来愛されキャラである。
また引き寄せ能力も高い。
問題は、遠慮がちでほしがらない、ということである。

 

 

 

欲しいと思えば、イマジネーションが刺激され、
望むものが、手に入ったりする。

 

 

 

引き寄せについても、わかっている範囲で、
またどこかで記すことができればと考えている。