21.空回りを止めるために

空回り現象を説明するのに、
生命エネルギーとしての男性原理の暴走という
仮説を提示した。

 

 

 

では、こうした暴走と、
どう向き合えばいいのかというヒントも残しておく必要があるだろう。

 

 

 

まず男性原理エネルギーの過剰発生が起こる、
そのメカニズムについておさらいしておく。

 

 

 

私の場合、Xがなにかに困っていて、
頼られたときに始まりやすい。

 

 

 

おそらく、ツインレイ男性や、
私のような「ツインレイ男性体験版」の役割を持つ人、
偽ツインなんかもそうだろう。

 

 

 

そうした人物は、
もともと、普通の人生を送るなら必要ないレベルの、
男性原理エネルギーを蓄えていると考えられる。

 

 

 

これを建設的に使えば、
普通以上に成功できたり、
破滅的に使えば、
普通以上のモラハラキャラになることもできる。
表裏一体のエネルギーである。

 

 

 

私はあくまで、体験版なので、
Xに出会うまでそのエネルギーを貯めたままにしておくことができた。
(それでも子供の頃から、割とキレたら手がつけられないタイプではあったが)

 

 

 

 

このことから、
ツインレイ女性が、ツインレイ男性を頼るときに、
男性原理エネルギーは、膨らみ始め、
活動準備を始める、ということである。

 

 

 

 

いちど活動を始めたエネルギーは、
思考力を奪う。

 

 

 

 

そう考えたときの、ひとつめの対策は、
なるべく頼らない、ということである。
しかし、ツインレイ女性側にも、
女性原理エネルギーの暴走がある。
すなわち、絶対に頼りたくなる

 

 

 

 

なので、2つ目の対策は、
頼るときに、暴走しないよう釘を刺す、である。
こちらのほうが現実的であり、男性本人に冷静な思考を促すことができ、
暴走による失敗をある程度軽減できる。

 

 

 

たとえば、買い物を頼むときに、
「冷静によく考えて買ってきてな。慌てる必要はないから」と、
一言据え置く。

 

 

 


それでも、暴走が始まっていると冷静な思考を試みても、
普段の半分ぐらいしか、思考が定まらなくなることもあるのを、
理解しておく。

 

 

 

そのため、3つ目の対策がある。
女性側から具体的に指示することである。

 

 

 

 

以前、Xから鍋を買ってきてほしいと頼まれたことがあった。
簡単なことだ。
だが、そこでも男性原理を暴走させた私は、
Xのニーズとは違う鍋を2回も買ってしまった。
ひとつは小さすぎて、ひとつは大きすぎた。

 

 

 

その時には、男性原理の暴走には気がついていたにも関わらず、
そうした失敗をした自分に大変落ち込み、
もう二度と買い物なんかしたくないとすら考えた。

 

 

 

Xにしてみれば、鍋と伝えるだけで、
十分伝わると考えていたようだが、
そうもいかないのが悲しい現実だった。

 

 

 

 

そこで試してほしいのが具体的指示である。
この例なら、
鍋の用途、材質、サイズ感まで、なんでもいいので、
できる範囲で具体的に指定することだ。

 

 


これなら、思考力が半分になっても、
メモさえ取っていれば、それなりに再現性がある行動を取れる。

 

 

 

この方法も、
女性原理が暴走しているツインレイ女性には、
正直受け入れがたいと思う。
なぜなら、
「それぐらい察してよ、わたしのことわかっていてほしい!」という、
これまた女性原理の暴走が邪魔をするからである。
わざわざ考えればわかることを、口頭やメモにするのは、
相手に期待できない悲しみで、女性原理を暴走させることにもなる。

 

 

 

 

この部分には、
ツインレイ女性からの多くの賛同が得られ、
そうでない女性からは、
「え?なんで男性にそこまで期待できるの?
さっさと指示してやってもらったほうが得じゃん」
という反応があるのではないかと思っている。

 

 

 

 

というわけで、
これら3つの方法ですら、
完全ではない。

 

 

 

完全な方法は、
ツインレイ女性側が、
女性原理を暴走させないことしかない。

 

 

 

前の記事でも書いたように、私も、
収まっては来たものの、まだまだ手を焼いている状態である。

 

 

 

それでも、
私の大きな暴走がなくなってきたのは、
X自身が女性原理の暴走を防ごうと、
セルフケアの努力を重ねてきたからである。

 

 

 

 

男性原理と女性原理は表裏一体である。
女性側の暴走が軽減されれば、
男性側もまた軽減される。
この世は陰陽である。

 

 

 

 

次は、女性原理の暴走とそのメカニズム、
そしてその防止策であるセルフケアについて、
何回かに分けて記していくことになると思う。